我が家ではおもに平日、毎朝お味噌汁をいただきます。
お味噌やだしの素など、味やコストも考えながら、しっくりくるものに出会えず試行錯誤していたとき「かつおぶしでかつおだしをとる」とおいしさが違うことに気づきました。
いつものお味噌汁に旨味があり、おいしさに深みがでます。
毎日作るには簡単でないと続きません。
すぐに楽な道はないか探してしまう私が調べたところ・・・。
「かつおぶしにお湯を注いで5分放置でOK!」のやり方をみつけました。
かつおだしの栄養
材料のかつおぶしは燻して作る発酵食品。
30種類のアミノ酸、タンパク質、カリウム、カルシウム、コラーゲン、DHAなど栄養が豊富です。
その中の必須アミノ酸のひとつ、ヒスチジンが体内でヒスタミンに変化して、満腹中枢の作用を抑える効果があるため、ダイエットにも向いてます。
また、継続して使用すると抗疲労成分として働き、疲労、不安、怒り、うつの軽減の働きをしてくれるのです。
なんということでしょう!これは食べるしかありません。
これらの栄養素を丸ごといただけるかつおだしは、サプリメントにも勝てるくらい、天然の栄養がたっぷり。

簡単においしくいただきましょう!
かつおだしを使うメリット
かつおだしの旨味があると、お味噌が少しの量で充分なので、減塩にもなります。
スーパーで売っている普通の田舎味噌を使用しているのですが、かつおだしの効果でこんなにも旨味と深みがでるものだと最初は驚きました。
栄養豊富で身体にも家計にもメリットがたくさんです。
簡単すぎるかつおだしの取り方
材料と準備するもの

材料(2~3人分)
かつおぶし 5g
お湯 400ml
準備するもの
かつおぶし
種類は枯れ節がおすすめ。我が家で使っているのは近所のスーパーで売っている「枯れ節かつおソフト削り」です。1袋25gで約200円で売っています。業務スーパーや、他のかつおぶしも試してみましたが、手に入りやすく、出汁を取る以外にもおひたしなどに使えて、勝手がいいです。
耐熱容器
ジップロックスクリューロックを使っています。
おうちにあるものでOK。蓋つきだと保存するとき便利。
電気ケトル
お鍋でもやかんでも。
はかり
なければ計量スプーンで。誤差は出てしまいますが、ざっくりで。
小さいざる
かつおぶしをこすときに使用。直径9~10cmのものを100円ショップで買いました。
お湯を沸かす
お湯を400ml沸かします。
電気ケトルの内側の目盛りにあわせてお水を注ぎ、スイッチオン。
かつおぶしを計量

はかりに耐熱容器を置いて、かつおぶしを5g入れます。
※はかりがない場合は、計量スプーンで大さじ5杯
(かつおぶしの大きさによって誤差があると思いますが、ざっくりで・・・)
お湯を注いでできあがり


あれ?右のほうが多くない??

細かいこと気にしないの~w
かつおぶしの入った耐熱容器にお湯を注いで5分放置。
この日は、夕食の分と次の日の朝の分まで2つ仕込みました。お湯も800ml一気に沸かして、まとめて作ると楽ちんです。
※すぐ使わない場合は、粗熱をとって、ふたをして冷蔵庫へしまっておきます。
このあと、鍋に好きな具材を入れて、ざるを通してかつおだしを入れます。
火をつけて、具材に火が通ったら味噌を溶かし、旨味たっぷりお味噌汁のできあがり。
まとめ
- かつおだし5g、お湯400mlを耐熱容器に注いで5分間放置(2~3人分)
- かつおぶしは枯れ節(本枯れ節)がおすすめ
- かつおだしは栄養満点!継続すると疲労などの軽減に
だしをとった後のかつおぶし
ふりかけや料理に混ぜて使ったり、2、3回分のかつおぶしをとっておいて、いわゆる2番だしをとってみましたが、風味が飛んでいてなかなかうまくいきませんでした。
最初はもったいないのでがんばってふりかけを作っていましたが、需要と供給が追い付かず、残念ながら最近はそのまま捨てています・・・。
簡単に何か利用できないか、引き続き考えてみます。
昆布だし・合わせだし
昆布だしもミネラルや鉄分など栄養が豊富で、かつおだしと1:1で合わせだしで使うとバランスがいいそうです。
昆布が手に入ったときは、10㎝くらいにカットして、さらに切り込みを数か所いれて、かつおぶしと一緒にお湯の中に。
ちょっと長めの時間で、10分くらい放置します。
お好みで昆布だし、合わせだしなどチャレンジしてみると楽しいですね。
最後に
お味噌汁の具はなんでもいいので、気軽に冷蔵庫にあるもので作りましょう!
油揚げやキャベツ、わかめや豆腐。ちょっと焼き目をつけた厚揚げとネギや茄子なんかもおいしいです。
作った量が多くなった場合は、小分けにとっておくと、お昼ごはんに一品増やしたりできるので意外と便利。

食べるとホッとするお味噌汁!
簡単に作れるかつおだしで、おいしさと栄養をアップできる魔法のスープが作れますよ。
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